よく使うコマンド crontab
1 crontab crontab

crontab -l  で現在の設定を表示
crontab -e で現在の設定の編集

設定は、「/var/spool/cron/」下に、ユーザー毎に保存されている。

crontab -l の表示例:
# DO NOT EDIT THIS FILE - edit the master and reinstall.
# (/tmp/crontab.1139 installed on Mon Sep 1 15:29:00 2003)
# (Cron version -- $Id: crontab.c,v 2.13 1994/01/17 03:20:37 vixie Exp $)
0 22 * * * /db/pgsql/bin/pg_dumpall > /home/postgres/db.out
0 0 * * * /usr/bin/perl /home/matsu/public_html/entry/update.pl
但し、-eで編集する場合,最後の2行(上記の例において)のみ表示され、編集可となる。

フォーマットは以下の通り。
0 22
分 時
Note:
「*」で記述した項目は毎回であることを示す。例えば、「日」=「*」の場合、毎日を示す。
従って、上記の例では、毎日22:00に指定コマンドを実行する。
分 = 0〜59
時 = 0〜23
日 = 1〜31
月 = 1〜12
曜日 = 0〜6
crontab -eで編集後、設定内容は直ぐに反映される。(再起動不要)
注意)
postgresのpg_dumpallにおいて、書込権限のないフォルダを指定しないように注意。


crontabで登録したコマンドは「crond」デーモンが実行する。crond自身の設定は/etc/crontabで行う。
RedhatやDebianでは、
/etc/cron.daily  など
の定期実行用フォルダが用意されている。これらをどのタイミングで実行するかも、「/etc/crontab」で
設定する。深夜〜早朝に実行されるようになっているので、深夜にマシンの電源をOffにする場合、
電源On時に変更が行われる。
[システム全体用の定期実行ファイル[Redhat/Debian系]
/etc/cron.hourly
/etc/cron.daily
/etc/cron.weekly
/etc/cron.monthly

スタートアップ指定(起動時実行)は下記の通り。
@reboot [ジョブ名フルパス]
例)@reboot /root/work/p9999.sh